膝関節について

みなさんこんにちは。

企画・広報部の米田裕貴(よねだゆうき)です。

今回は膝関節について話していこうと思います。

膝関節の構造として膝関節は人体最大の関節であり、最大の荷重関節と言われています。

膝関節が正常にスムーズに動く事で、立ち上がりや歩行・階段昇降・その他の多くの動作を痛みを感じることなく行うことができます。

人の足は体重支持、安定化を図る上で一見単純な構造に見えますが大変複雑な機能と構造をしています。

まず解剖から見ていきましょう。

膝関節は3つの骨からできています。

脛骨の上に大腿骨が乗り、大腿骨の前面には膝蓋骨があります。

膝関節は蝶番関節であり大腿骨と脛骨の間で曲げ伸ばしが可能です。

膝蓋骨は、太もも前面の筋肉と脛骨とをつなぐ腱の間にあり、膝を伸ばす際に筋肉の収縮をうまく脛骨に伝えるための滑車の役割を果たしています。

膝関節にはさまざまな筋肉・腱・靭帯が付いており、それらによって安定性を保ったまま曲げ伸ばしをすることができます。

特に太もも前面の大腿四頭筋(内側広筋、中間広筋、外側広筋、大腿直筋)は膝関節の曲げ伸ばしをする際に体重を支える重要な役割を担っています。

膝を曲げようとする際には、太ももの後ろにあるハムストリングスが収縮し、大腿四頭筋が緩む事で大腿骨が脛骨の上を後方にすべりながら転がることで膝が曲がります。

通常の立位姿勢に比べ歩いたり、走ったすると体重の約3〜5倍の負荷が加わると言われており、かなりの関節の可動範囲・筋力が必要とされています。

膝のケガはスポーツ外傷の約6割を占める程、頻繁にケガをする関節の一つであります。

膝関節の機能を正常に維持するためには、関節に負担をかけすぎないようにしながらも周りの筋肉を常に鍛えておくことが大切です。

医学的な観点でより効果的な膝のトレーニングが可能なのがニートレくん。を使用した運動です。

倒れそうになった時、大腿四頭筋の中で一番反応が早く、瞬発性があるのが内側広筋と言われています。

日頃の運動不足の状態で走ったりすると「膝が笑う」現象がありますよね、これらは内側広筋が疲れる事で起こります。

この内側広筋を鍛えるためには膝を最終域まで伸ばすトレーニングが必要です。

この運動にニートレくん。がピッタリなのです。

特に高齢者は転倒防止のためにも大腿四頭筋を十分鍛える必要があります。

膝蓋骨の上縁内側を指で触れて筋収縮を確認しながら行うと、分かりやすく効果的なので試してくださいね。

以上、今回は膝関節についてでした。

 

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