みなさんこんにちは。
開発担当の森亮一です。
以前に帯状疱疹(ヘルペス)のお話をしましたが、今回はそのワクチンのお話です。
実は、私は20代の頃から群発頭痛という持病を抱えています。
群発頭痛は、その名の通りある一定期間だけ頭痛が多発(群発)する病気で、痛みの強さも尋常ではありません。
私の場合は肩こりのような症状から始まり、その後片方の目の奥を刺されるような強い痛みも出てきて、それが数時間続きます。その間は痛みでじっとしていられません。
群発頭痛には酸素吸入が著効しますので、私も発作が出たらすぐに酸素を吸います。
すると10~15分程度で痛みが消えます。
この群発頭痛は、三叉神経という脳神経の炎症が原因と言われています。
更に、近年この原因がヘルペスウイルスの仕業であるというところまで分かってきました。
ということは、帯状疱疹(ヘルペス)のワクチンを打てば群発頭痛が治るのでは?と考えますよね。
東京女子医大・脳神経外科教授の清水俊彦先生がこの研究の第一人者で、群発頭痛の患者さんにワクチンを投与した結果、90%の人に改善があったそうです。
これはもう打つしかありません!
早速、務めている病院にお願いして、先日打ってもらいました。
コロナワクチンと同じ量、同じ部位に打ちましたが、コロナワクチンより痛いです(笑)
次の日は微熱が出ましたが解熱剤ですぐ下がりました。
2か月以上間隔をあけて2回目を打つ必要があるので、次回は11月です。
これで辛い群発頭痛から解放されることを願います。
ちなみに、帯状疱疹ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンの2種類がありますが、現在は安全性の高い不活化ワクチン(シングリックス)が主流だと思います。
日本では50歳以上の人がこのワクチンの対象になっていますので、ストレスの多い環境の人で帯状疱疹が気になる人は近くの病院で「帯状疱疹のワクチン受けれますか?」と尋ねてみて下さい。
私と同じように群発頭痛で悩んでる人は是非お勧めいたします。