正しい姿勢

みなさんこんにちは。
開発担当の森亮一です。

今日は正しい姿勢についてお話したいと思います。

皆さんは、鏡を見ずにその場で正しい姿勢が出来ますか?

お子さんや、おじいちゃん・おばあちゃんの猫背を注意することはあっても、自分が出来るかどうか指摘されると自信が無い人が多いと思います。

正しい姿勢とは、想像通りバランスが取れている姿勢の事ですが、これが実際にやってみると意外と不自然で苦しく感じたりします。

そう感じている人は既に姿勢が悪くなっている可能性があります。

解剖学的に身体を輪切りにして見た時、腰の骨(腰椎)は中心よりやや後方にあり、背中の骨(胸椎)はほぼ真後ろにあります。

そして、立体的に胸(背中)は前方の肋骨と後ろの胸椎で出来た鳥かごのような構造で、お腹(腰)は前方の腹筋と後ろの腰椎で出来たのような構造です。

猫背の人は、この鳥かごが前へ傾いているか、上からへしゃげて胸も背中も丸くなった状態です。

この猫背を立て直すために重要なのが腹筋です。

腹筋に力が入ることで腹圧が上がり、その圧により横隔膜が上へ押し上げられ、肋骨や胸椎も押し上げられます。

これと同時に、背筋にも力を入れることで後ろから引っ張る力がプラスされ背骨が立ってきます。

したがって、背すじを伸ばし正しい姿勢をキープするには、背筋はもちろんですが、意外に重要な腹筋をしっかり鍛えることで、徐々に体幹が縦方向に修正され正しい姿勢に近づいていきます。

自分の正しい姿勢を再現する方法は、立ったまま壁に頭・背中・お尻・かかとの4点を付ける方法が分かりやすいです。


正確には、頭頂部から足首の中心まで、体の各部位の中央を直線で結ぶことが出来れば正しい姿勢と言えます。

壁に背中を付けても変に力が入ってしまってよく分からない人は、平らな床に上を向いて寝てみましょう。

その状態で全身の力を抜けば自然に正しい姿勢になります。

この時に首の力が弱い人は、力を抜いた時に顎が引けて首の骨まで真っすぐ伸びてしまうので、必ず首の後ろに小さい枕を入れましょう。

ネックオアシスならこの時にベストな首の状態を再現できます。

肩こりだけでなく、猫背の改善にもご利用頂けるネックオアシスは、頸部・肩甲部の解剖学的データに基づいて作られているため、性別・年齢を問わず皆さんにご利用頂けます。

正しい姿勢を覚え、体を鍛えていつまでも若い身体で健康を保ちましょう。

 

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