創治癒過程(初日)

開発担当の森亮一です。

今日からシリーズものが始まります。(笑)

タイトルにあるように、傷が治っていく過程を写真を見ながらご説明させて頂きます。

 

実は、私はコロナ禍が始まってから髪の毛をセルフカットしています。

コロナが始まった時は、医療従事者という事もあって、感染の可能性がある所は出来るだけ行かないようにしていました。

つまりカット屋さんへ行くのも控えていたために髪の毛が伸び放題になり、仕方なく自分でカットすることにしたのです。

 

自分で言うのも何ですが結構上達しました。

この慢心からか、先日カット中に中指を切ってしまいました…。

 

怪我をしたのは左中指の甲側で、PIP関節(第2関節)付近です。

そこの皮膚をハサミで削ぎ落とすように切りましたので、そこの皮膚だけ穴が空いたように欠損しました。

この画像は止血後の状態ですが、大きさが8×5mm、何となく菱形に近い形で皮下組織が露出しています。

切った直後は血がダラダラと流れ出るほど出血量が多かったですが、髪の毛をカットをしていたのが洗面所だったので、そのまま水道水でしっかり傷口を洗いました。

傷の処置としては、この最初の洗浄が非常に大切なので、少し痛みますがしっかり洗います。

しかも水道水は無菌なので、土で汚れたような傷以外であれば、しっかり洗浄することで消毒の必要もありません。

出血に関しても、一般的な切り傷であれば、傷口を押さえる圧迫止血で十分とまります。

慌てずに少なくとも5分は傷口を押さえましょう。

この傷の場合は汚染は少なかったですが、念のため化膿止めにゲンタシン軟膏をガーゼに塗って傷を覆いました。

 

こんな感じで、引き続き傷の状態と処置をお伝えしたいと思います。

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